ネットが混雑してくると、考慮しなければならないことがあります。
現在、世界的に在宅勤務への切替が急速に行われています。こうした背景から、次のような記事が出てきました。
- YouTubeは画質を強制的に落としたが、それでもネットワークの混雑は止まらない(WIRED)
- Facebook、新型コロナによる利用急増に「自宅からの作業ということもあり安定性維持が通常より困難」(ITmedia NEWS)
通信障害を想定した準備
こうした背景から、通信障害が起こりうることを想定した準備が必要です。▽Q.4▼▽
こんにちは。
いつも高城さんの目線を享受頂きありがとうございます。
今回の質問は昨年のソフトバンクの障害についてです。
私はアメリカ出張もあり、同一simで対応可能なソフトバンクを利用しています。
そのため、先日は大変困ってしまいました。
高城さんはsimカードを複数使い分けしていると著書で拝見しましたが、使い分け方法やおすすめキャリア、キャリア交換の頻度などを教えていただけないでしょうか。
【 A 】
何事も「分散」することを提唱しておりますが、通信キャリアとて例外ではありません。
(中略)実は、先日のソフトバンクのような大規模通信障害ではなくとも、日々、小さな通信障害は頻繁に起き、ただ、大騒ぎになるかどうかの違いにすぎません。
(中略)通信に依存しないコツは、実はキャリア選びではなく、時間と場所の使い方にあると、長年の経験から心得ているつもりです。
高城未来研究所「Future Report」Vol.396(2019/01/18)
「ネット回線の低速度化や遅延」「プラットフォームサービスの不安定化」などの「ネットが使えない」状況が起きると、ネット環境に依存している今の我々の生活は非常に不便を強いられます。通常通りネットが使えていれば問題はありませんが、ネットがなくても、日々の生活や仕事が成り立つ「オフライン環境」を少しずつでも準備(想定)する必要がありそうです。高城さんの回答は色々なヒントがありますので、もし気になりましたらチェックしてみてください。
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高城未来研究所「Future Report」Vol.396(2019/01/18)
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