台湾史上最年少閣僚(35歳)、中学中退(14歳)、シリコンバレーで企業(19歳)、ビジネスからの引退宣言(33歳)、IQ180以上。
つい最近、我が国の80歳近いIT担当大臣がパーソナル・コンピュータを使えないことが海外ニュースになる一方、お隣台湾では、38歳の天才プログラマーとして呼び声が高い人物が、IT担当大臣に抜擢されました。
今後、どちらの国のIT産業が伸びるのか推して知るべしだと思いますが、これはITに限らず、我が国を覆う「日本式システム」の顕著な例だと個人的には見ています。
高城未来研究所「Future Report」Vol.453(2020/02/21)
Good things come to those who wait. But even better things come to those who embrace a civic hacking lifestyle.— Audrey Tang 唐鳳 (@audreyt) March 6, 2020
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経歴や東京都が開設した新型コロナウイルス(COVID-19)対策サイトへの降臨(プルリク)などで有名な唐鳳(オードリー・タン)氏ですが、彼は次のような政治的信条も持っています。
オードリー・タン氏の政治的信条を表すキーワードのひとつが「Radical Transparency(徹底的な透明性)」。
デジタル技術を活用して「開かれた政治(オープンガバメント)」を実現し、市民と政府が協力して問題解決に取り組むための「パイプ」となることを入閣時に宣言しています。
台湾の「ITの神」オードリー・タン 若き天才デジタル大臣の歩みと“すごさ”をわかりやすく解説!(データのじかん)
これからの時代は、このような「英語」と「テクノロジー(コンピューター)」を駆使するマイノリティーの人たちが時代を作っていくのかもしれません。ただ日本では、このような人たちが「政府などの主要なポジションに就く」ことを受け容れられるかと考えると、やはり高城さんの言う通り、まだまだ時間が掛かるのかもしれません。今後も注目していきたいと思います。興味がありましたら、ぜひチェックしてみてください。
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台湾の「ITの神」オードリー・タン 若き天才デジタル大臣の歩みと“すごさ”をわかりやすく解説!(データのじかん)
高城未来研究所「Future Report」Vol.453(2020/02/21)
Audrey Tang 唐鳳(Twitter)
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