2024年から6つ選びました。
今年も高城剛さんから数多くの作品が発表されました。書籍「和牛3.0」「観光大国スペインに見る、オーバーツーリズムの現在と未来」「FUTURE OF SPECIALTY COFFEE スペシャルティコーヒーの未来」「LIFE PACKING 60」や、新サービス「8week.ai」など幅広いジャンルが発表され、充実の1年でした。
個人的な感想になりますが、今年何度も読み返したメールマガジン Q&Aの回答を6つ選びました。良い質問と回答がたくさんあり過ぎて、今回も6つに絞り込むのに非常に苦労しましたが、ご紹介したいと思います。
12月配信分は読み返す余裕がなくなってしまうため、昨年2023/12/1(Vol.650)~2024/11/30(Vol.702)までとしました。
今年は時系列順に記載しました。
① Vol.652(2023/12/15)Q&A 7
高城さんは「数字教から離脱しましょう」「会議でKPIという言葉が出たら帰ります」ということを仰っておりますが、この真意を噛み砕いて教えていただけないでしょうか。
「面白いものを作る」
本来の目的を見失いそうなときに思い返す内容でした。これからのAI時代を生きる際に意識していきたいと思いました。
- 高城未来研究所「Future Report」Vol.652(2023/12/15)
② Vol.652(2023/12/15)Q&A 9
Q9:金融資産の分散は円とドルを半分に持つだけでもこれからのリスクヘッジとしてアリでしょうか?
「あらゆるものを頻繁に見直す」
分散したからOKではなく、適宜見直すことの重要性を教えてくれる内容でした。見直すことを意識できたおかげで、分散するための行動も早くなりました。
- 高城未来研究所「Future Report」Vol.652(2023/12/15)
③ Vol.673(2024/5/10)Q&A 14
高城さんが長年にわたり常々大切だと言われている「コンピュータ」への理解についてですが、ここでのコンピュータとは「情報工学、コンピュータサイエンス(CS)」と置き換えて理解しても問題ないでしょうか?それともスマートフォンを含むコンピュータを使いこなすスキル(アプリケーションやブラウジングなど)のことを指していますでしょうか?
「各人が垂直統合しないと生き残れない」
テクノロジーが進化し民主化した半面、不要になってしまう人が増えてしまう残酷さが説明されています。大変ではありますが、しっかりと準備をしていきたいと思います。
- 高城未来研究所「Future Report」Vol.673(2024/5/10)
④ Vol.674(2024/5/17)Q&A 12
これから政治的に日本を建て直すには、どんな政策が必要でしょうか?
「本気の地方分権、高度自動化社会」
一個人が政治を変えることは難しいですが、個人でできる範囲でこのコンセプトを実現することはできると思いました。少しずつではありますが、実現に向けて動き始めています。
- 高城未来研究所「Future Report」Vol.674(2024/5/17)
⑤ Vol.689(2024/8/30)Q&A 2
顧客と良好な関係を築きつつ、無理なく、自分の器の範疇で資本主義との適度な距離を保つためには、どのようなマインドセットやビジネスモデルが必要だとお考えでしょうか?
「スケール幻想を脱却する、はじめから終わりを決める」
事業を行う上で大事な考え方だと思います。終わりを考えることで、より現実的かつシビアにプランを考えることができるようになりました。
- 高城未来研究所「Future Report」Vol.689(2024/8/30)
⑥ Vol.699(2024/11/8)Q&A 2
AI作曲ツールの使い分けを教えてください。
「専門力より横断力」
アンサーは音楽の話が中心ですが、考え方が参考になりました。専門分野を横断するために持続的・継続的な学習を意識し続けたいと思います。
- 高城未来研究所「Future Report」Vol.699(2024/11/8)
本年は当ブログにお越しいただきありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します。
良いお年をお迎えください。
Special Thanks:
UnsplashのKelly Sikkemaが撮影した写真